この症状は危険!病院に行った方がいい腰痛TOP3

ちょっとした腰痛では病院に行かず「市販の湿布で十分」「コルセットをすれば動ける」と、我慢している人は少なくありません。民間のマッサージに定期的に通う人もいるでしょう。多くの場合、そのような対処法でも回復します。
その一方、病院に行かないと危ない腰痛もあります。最悪の場合は命に関わる、あるいは後遺症が残ることもあるので注意が必要です。

内臓疾患が腰痛を引き起こしていることがあります。
たとえば膵炎やすい臓がんです。大動脈瘤・大動脈解離は、背骨のすぐ前を走る腹部大動脈の問題です。背骨が細菌に感染して化膿する化膿性脊椎炎も腰痛を引き起こします。

すぐに病院に行った方が良い危険な症状TOP3を知っておくと良いでしょう。

第3位は【夜間痛】です。
夜間に起こる痛みは、昼間、体を動かして起こる痛みとは違います。横になって安静にしているのに痛みが増して、眠れないほどならば、上記にあげたように内臓の問題、骨の化膿や腫瘍などが疑われます。

第2位は【足のしびれや痛み】。
腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などの疑いがあるので受診が必要です。放置すると重症化し、麻痺や膀胱直腸障害になることもあります。

そして第1位は【腰痛と随伴症状が見られる】です。
高熱が出たり、下痢や腹痛、排尿時の痛みや残尿感など、腰痛に加えてほかの随伴症状も出ている場合、医療機関を受診しましょう。
基本的に腰痛は整形外科を受診します。随伴症状がある場合も、まずは整形外科でレントゲンを撮り、骨に異常がないことを確認してから内科など他の科を受診する方が良いでしょう。